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Survival Colors 第13話

最近病んでるなぁと自分でも思ってますこんにちは。
作業中のBGMが暗いかカオスな曲ばっかりになってきてるんですよね……気が付いたらオリジだろうがカバーだろうがKAITO曲になってるのはいつもの事だけど。むしろ兄さんお迎えしてから余計にその傾向が強くなった気がする。
……恐らく原因は卒論ですなぁ。あとは推敲して提出するだけ……ふう……。

まあ気を取り直して十三話目いってみましょう。



!注意書き!

この文の内容は、『VOCALOID』と『バイオハザード4』の2つのジャンルを混ぜてみたものになってます。
ジャンルの混合が許せない方、イメージを崩したくない方は、バック推奨です。
また、『バイオハザード4』は17歳以上推奨のゲームです。控えるようにはしてありますが、たまに残酷な描写が含まれる可能性があります。
17歳以上"推奨"なので、17歳未満の方が読もうと思っても止めはしませんが、自己責任でお願いします。



おk、読んでやるよ! って方は追記からどうぞ~。








*****


私の肌を焼いた程度には熱された鉄板を、何も履いていない巨大な足が踏みしめる。その足を走ってかわすと、すぐさま至近距離からアキレス腱の辺りにショットガンを撃ち込む。
こんな図体でも形は人間だ、頭が弱点なのだろうとは思う。だがショットガンは遠距離射撃には向かない武器だ。無理に頭を狙って弾を無駄にするよりは、着実に足元を崩していった方がいい。水路で戦ったサラザールとかいう城主の部下よりは、動きもずっと遅いしさほど苦戦せずに済むだろう。そう考えたのだが……。

「だめか……!」

ガナード数人を吹っ飛ばす程度の威力があるはずの銃撃にも、これだけ体が大きいと蚊に刺された程度にしか感じないのだろうか。のろのろと足元の私を見下ろしたそいつを、我慢できずに思いっきり睨み付けた。


[Survival Colors]
第13話


周辺の空気の流れが急激に変化するのを感じて足首から爪先の方へと走って回り込む。
直後、耳元で盛大な音が響き、私は声にならない悲鳴を上げた。どうやら、それこそとまっていた蚊を潰すように、巨人が己の足首を平手で叩いたらしい。

「ったく、頑丈ね!」

悪態をついて、近付いてきていたもう一体の巨人の股下を走り抜ける。後ろから轟音と振動が響いてきて、いらいらと舌打ちをした。

「――メイコ! メイコ、どこだ?!」

地響きの煩い中、聴覚がレオンの声を拾う。声の聞こえてきた方向に目をやっても、巨人が邪魔で彼の姿を見出せない。この分では、向こうから私が見えているのかも怪しいものだ。そもそもこの騒がしい中、レオンに私の声が聞こえるかどうか。
ここにいる、と叫び返したいのを堪えて、代わりに巨人へ発砲を続けた。発砲音ならば、少なくとも肉声よりは聞こえやすい。
もう一発、と引き金にかかる指に力をこめた瞬間、隣から銃声が響き、巨人が苦悶の声をあげた。

「……良かった、まだ踏み潰されていなかったか」
「そんな事言っている場合?」

ライフルをリロードしながら軽口を叩くレオンに言い返し、再び巨人へと目を向ける。

「目玉を狙ったつもりだったんだがな。まぁ、上出来か」

眉の辺りから血を流している巨人に、レオンは強張った笑みを浮かべる。

「上出来って、どういう……」
「来るぞ」

短い言葉に私が視線を前方に戻すより早く、床が大きく揺れた。見ると、レオンに撃たれた巨人が地に跪き、傷を押さえて呻いている。それほど大きなダメージだったのか、と内心で頭を捻ったが――みしり、という音に続いて、巨人の項の辺りの肉を突き破って、これまた巨大な寄生体が姿を表した。

「あいつも寄生されてたの」
「じゃなかったら、ただの人間がここまで巨大化するわけないだろう」
「それはそうだけど……」

呆けている私に構わず、レオンはうねうねとのたうち回る寄生虫の本体に向けてライフルを連射する。
着弾するたびにさらに寄生体の動きが激しくなるが、根元に集中して撃ち込んだのだろう、ほどなく巨人の体から千切れ、弾けるように飛んでいった。

「グォォオオオアアア!!!」

巨人の断末魔に耳がきいんとなる。怯んだ私の上に大きな影が落ちた事に気付いたのは、果たしてどちらが先だったか。

「逃げるぞ! 早く!」

咄嗟に腕を掴まれ、逆らわずに引かれた方向へと地を蹴る。間一髪、背後で巨大な体躯が倒れ込む衝撃を感じて、ぶわりと冷や汗が出る。

「……ごめんなさい。助かったわ、ありがとう」
「どういたしまして。次は助けてやれるかわからないぞ」
「次?」

思わず訊き返して、はっとする。巨人は2体いたではないか!
すっかり気を抜いていた事に愕然としつつも、ぐるりと周囲を見渡すと……流石に相手が大きいだけある、探すまでもなくもう1体の巨人は見つかった。先ほど倒れた巨人が邪魔になっていたのだろう、今度こそ私たちを叩き潰そうと腕を振り上げ、こちらへ突進してくる!

「ああもう、面倒ね……!」

いい加減うんざりしてきたが、そんな事を言っていられる状況でもない。先ほどと同じ要領で巨人の足元をくぐり抜け、今度は思い切って背中の辺りでも狙ってやろうかと思ったその時。

「メイ姉、避けて!」

聞こえてきた声が誰のものかなんて、考える暇もなかった。反射的に構えかけていたショットガンを下ろすと、何やら大人の握り拳ほどの大きさのものが巨人の肩にこつんと当たって跳ねたのが視界に入って。

――ドゴォン!!

「グ、オオォ……!」

派手な爆発音、そして巨人が膝を付く気配。私は、頭の中でぐるぐると回りかけていた思考を一旦止めた。

「あいつも寄生体が弱点なら……!」
「おい、メイコ?!」

膝を付いて背を丸めている今なら、私でも巨人の背中までよじ登っていけそうだ。レオンが声をかけてくるが、無視して数歩下がると、助走をつけて一気に巨人のかかとへ、かかとから背中へ、跳び上がる。背中に上がったらあとは肩の上まで走っていく。

「流石にこれはキツいんじゃないの?!」

巨人が爆発のダメージから立ち直っていないうちに、首筋に銃口を押し当てて、引き金を引いた。巨人だけでなく、分厚い皮膚の下で寄生体も暴れて体勢が崩れそうになるが、容赦なく2発、3発と発砲を続ける。
足下で何かが弾ける感覚があったのは、5発目か6発目だっただろうか。同時にぐらりと巨人の体が傾いで、足を滑らせる。

「あ、」

まずい、と思ったが、叫ぶ余裕はなかった。床を転がって作った火傷がぴりりと痛む。
痛みが襲ってくるのを覚悟したが、そんなものはなく、代わりに何かにぼすりと落ちた感覚があった。

「馬鹿、無茶をするな」

頭上から呆れたような声が聞こえて、レオンが受け止めてくれたのだと理解する。

「……腕力、結構あるのね。まさか自分がお姫様だっこなんてされる日がくるとは思わなかったわ」

自分が先走ったのを助けてもらったのに、それがやけに様になっていて、素直に礼を言うのが悔しくて。拗ねたような口調になってしまった私を、レオンは苦笑した。

「なんだ、元気そうだな」
「いいから早く下ろして。腰が抜けたわけじゃないんだから」

それに、私たち以外の人物がいるのだから。
無事に地に足がついて、いつの間にか私たちの近くに来ていた彼に目を向ける。

「怪我してない?」
「今のこの状況でメイ姉に言われてもなー」

手に持っていた手榴弾を腰に付けたポーチにしまいながら、レンが笑った。




*****


□ 受け止める

毎回思ってたけど、これって姫だっこじゃないですか? 気のせい?

そんなこんなでエルヒガンテ×2、撃破。
そしてボカロ勢4人目の生存確認。
最初はリンと一緒にいる設定だったのですが、あまりにも登場が遅くなってしまいますし、一緒は都合がよすぎる気がしてきたので、このタイミングで合流してもらいました。……ではリンはどこにいるんでしょうね。

使用武器は手榴弾系3種。現実だともうちょっと多くの種類があるのかもしれませんが、とりあえずはゲーム中で使用できる手榴弾、焼夷手榴弾、閃光手榴弾でいきます。今回は手榴弾しか使ってませんけどね。
かさばるので、そんなぽいぽい投げていくわけにはいきませんが、遠距離が苦手なめーちゃんにしてみれば、戦力アップに繋がるのではなかろうかと。ミクも近接武器だったし、レオンにライフル撃ってもらうしかなかったからね(´・ω・`)


さてさて……次はちょっと戦闘はおやすみして、移動回になりそうです。次の戦闘は……また長くなりそうだなぁ……。
さらに後の展開も考えてはいますが、めっちゃくちゃ中二になりそうで怖いです。回避するのか、はたまた開き直って中二路線を突っ走るのかは、まだ考え中。どちらに転ぶにしても十四話目の内容は入れていかないと……ですけども。


現状まとめ
メイコ→レオンと行動中
カイト→エイダと行動中
ミク→行方不明?
レン→メイコ、レオンと合流
リン→?
ルカ→ハンクと行動中


前回までで間が空いてしまったので、自分の再確認も兼ねてまとめてみました。邪魔だったらコメントいただけたら次回から消えるかと思います。それか状況が変わったら書こうかな……。
レオンとエイダはゲームの設定上あまり動かせない、というか所在が確定しているので割愛。ハンクについては、私サイドでは「ルカとハンクが一緒に行動している」ということがわかれば問題ないですが、気になる方は高原さんがブログで執筆して下さっているSCaSをご参照下さいませ。
……というかルカの事も含めて良かったのかしら(´ω`;)
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