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Survival Colors 第9話

九話目です~。

なんとか週一ペースをキープしてますけど……続けたいな~どうなるかな~(滝汗



!注意書き!

この文の内容は、『VOCALOID』と『バイオハザード4』の2つのジャンルを混ぜてみたものになってます。
ジャンルの混合が許せない方、イメージを崩したくない方は、バック推奨です。
また、『バイオハザード4』は17歳以上推奨のゲームです。控えるようにはしてありますが、たまに残酷な描写が含まれる可能性があります。
17歳以上"推奨"なので、17歳未満の方が読もうと思っても止めはしませんが、自己責任でお願いします。



おk、読んでやるよ! って方は追記からどうぞ~。






*****


時計塔を駆け下り、外へ飛び出す。
ダイナマイトの爆発音や銃の発砲音が聞こえていたのか、すぐ目の前にいたガナードの群れに、ショットガンをぶち込む。


「邪魔!」


倒れた同胞を踏み越えて向かって来ようとするガナードを、ミクが斬り払って強引に道を作る。


「よし、今のうちに……!」

「っ、伏せろ!」


レオンの鋭い声に、反射的に身を屈めると、それまで私の頭があった場所を何かが飛んでいって……代わりに、背後からも追ってきていたガナードたちに命中した。

ドゴォン!

響いた轟音と爆風で、ようやく私は"それ"が何だったのかを悟る。


「ロケットランチャー?! なんてモノ撃ってくるのよ!」

「とにかく、ここは逃げるぞ!」


狭い屋内に逃げ込んでしまえば、流石にロケットランチャーは撃ちづらいだろう。ひとまずこの場からは逃げて、体勢を立て直した方がいい。
それに何より……捕らえられてしまったアシュリーが気がかりだ。
丁寧に敵を倒している時間などない、とにかく早く彼女の元へ行かなければ。
後ろから何本もの腕が伸ばされるが、その指先に捕まる前に、私たちは石橋の先にあった扉を開いた。




[Survival Colors]
第9話




屋内に飛び込むと、大急ぎで扉を閉め、閂をかけた。
勢い余ってガナードたちが扉に激突したのか、ゴシャ、と嫌な音がしたが、考えない事にする。


「はぁっ……危なかった……反則でしょ、ロケットランチャーなんて……!」

「気持ちはわかるけどな」


走り疲れて荒い息を吐く私たち2人に構わず、レオンはハンドガンに弾を装填して、厳しい視線を部屋の奥へと向けた。


「どうやら、まだ休ませてはくれないみたいだぞ」


言うや否や、リロードしたばかりのハンドガンを数発、続けざまに撃つ。
途端に聞こえてきた苦悶の声に、うんざりすると同時に自分に対して怒りを覚えた。
敵の群れから逃げ切ったからといって、安堵しきっていただなんて。何故、逃げ込んだ先にもガナードがいる可能性を考えなかった。
それはミクも同じだったらしい。悔しそうに歯噛みしながら、ネギをしっかりと握りしめる。
最初に負わされた傷の痛みから立ち直ったガナードが、言葉とも雄叫びとも取りかねる叫び声を上げる。ミクが僅かに姿勢を低くし、一気に間合いを詰めようと身構えた……が。


「……待て!」


レオンの鋭い声に、私とミクが思わず怯んだ、直後。
私たちに向かって腕を伸ばしていたガナードの体から、突然血が噴き出した。


「なっ……?!」


何が起こった。そう言おうとした私の口を、レオンの手が強引に塞ぐ。
……目の前に、鎧で武装した男が立っていた。
両の腕に、鋭く長い鉤爪が3本ずつ。先ほど倒れたガナードの血液で、真っ赤に染まっている。
鎧のバイザーの隙間から見える目は、瞼が縫合されてしまっている。目の前に私たちがいるのに、辺りを見回しているのは、視界が封じられてしまっているからか。
どうやら、ガナードの倒れる物音で、なんとか気付かれずに済んでいるらしい。
レオンが咄嗟に止めてくれなければ、危なかった。私は、手のひらに嫌な汗をかいているのを感じていた。
息を殺してじっと耐えたのが功を奏し、男は私たちを見つけられないまま、背を向けた。
その背中には防具がなく、代わりに腫瘍のような、何やら気味の悪いモノが脈打っているのが視認できたのと、レオンがハンドガンを構えるのと、どちらが早かっただろう。


「走れ!」


叫んで、レオンは男の背中に向かって発砲した。


「グォアアアアッ?!!」


腫瘍を傷付けられ、男が身を捩り、吼える。
その咆哮に我に返り、私はほとんど条件反射のようにミクの手を取って、駆け出した。


「こいつは音に反応する! 俺が引き付けるからその間に背中を撃て! いいか、絶対に声を出すなよ!」


階段の上まで逃げた私たちに、レオンは大声で指示を出しながら、鉤爪の一撃をすんでのところでかわす。
引き付けている間に撃てと言われても……ミクは銃の類を持っていないし、私のショットガンでは、レオンも巻き込んでしまう。
思い切って気付かれないように近付いて、至近距離で散弾を全て撃ち込む、か?
躊躇いながらも、足音をたてないように歩き出そうとした時、私のすぐ横を何かが掠めた。


「ウソでしょ……?」


ミクが呟いたのも無理はない。
鎧の男がもう1人、レオンの声を聞き付けて走っていく。
それに気付いて、レオンの顔色が変わるのがわかった。
まずい……このままでは、分が悪すぎる。
気が付いた時には、私は深く息を吸い込んでいた。


「……あああああああああっ!!!」

「お姉ちゃん?!」


脚を肩幅ほどに開いて、少し胸を張り、自分のもっとも発声しやすい音で、思いっきり、シャウトした。
高めの天井に声が反響し、まるでマスターの元で歌っているような気分になる。けれど、そんな事を考えている場合ではない。
……さあ来い、私はここにいる。狙うべき獲物は彼だけじゃない、こっちに来るんだ。
その思いからの渾身のシャウトだったのだが……予想に反し、甲冑の重たい足音はまったく聞こえてこない。
まさか、届かなかったのか……?!
いや、違う。


「グアッ、ウオオォ……!」

「……あら?」


鎧の男が2人とも、兜の……耳の辺りを押さえている。
レオンも、私に当惑したような目を向けた。
そりゃ、本気の声量で叫んだが……人体に影響があるほどではなかったはずだ。


「でも……チャンスね。今のうちに行きましょう、レオン!」

「あ、ああ……」


何やら考え込みながらも、レオンは階段を駆け上がってきた。


「どういう事かな……お姉ちゃんの声に何かあったわけじゃないし……」

「聴覚が鋭すぎて、さっきの声に耐えられなかった、のか……?」

「どうだっていいじゃない、とにかくあいつらが動けないうちに行かないと」


念のため小声で言葉を交わしながら、突き当たりの扉を開く。


「おや……ここまで辿り着けましたか」


途端に耳に入ってくる、甲高い不愉快な声。
子供のような小柄な体に、老人のような風貌……彼が、この城の主らしい。


「サラザール……! アシュリーを返してもらうぞ!」

「レオン……!」


ローブを着た人物に拘束されたアシュリーが、泣きそうな顔でレオンの名を呼ぶ。
その声に、私たちが思わず数歩前に出たのを見て、城主……サラザールがにんまりと笑みを浮かべた。


「そろそろ本当に、死んでいただきましょうか」


彼が何をしたのかは、よく見えなかった。
わかるのはただ、
突然、足元の地面が消えて、私たちを飲み込んだ事だけ。



*****


会話ログ取るの忘れてたぜ畜生!!(涙
そんなわけで、一番最後のサラザールとの会話はノリです。あああしまったなぁorz
……休止宣言しましたけど、ちょっとバイオ4起動して通信ログだけでも確認してきていいですか?(´・ω・`)

でも今回のメインはガラドールさん。
確か、瞼を縫合されてる理由って、『目に入ったものを無差別に攻撃するから』でしたよね?
ならば、音を発したものにも、それが敵だろうがガナードだろうが攻撃すると思ったのですが……世の中上手く出来てるもんだ(違

あと、ガラドールの『聴覚が優れている』って設定の解釈は、これで合ってると信じたい。
脚を肩幅に、少し胸を張って、喉からでなく腹から声を出す! これ大事!←

……後から攻略本見たら、本当ならガラドールを倒さなければ先に進めなかったらしい……ま、まぁ、細かい事は気にしない!(殴


次回は、奴が……来る……ッ!
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コメント

No title

途中の「ネギ」の表記で相変わらず吹くなぁw

お疲れ様です。書いてて楽しかったんじゃないか、これ?
読んでて楽しかったものw
テンポがいいよねぇ、見習いたいものだ。

あー、この城は何故か「倒さないと進めない」扉が多すぎるけど、それはまぁゲームの進行上で必要、ってだけだと思えばいいんじゃないかw

次回のアレ登場、楽しみにしとるでよw

倒し方次第では・・・・・・ねw

れす。

ハーたん>
ガラドールの辺り楽しかったですww
絶対奴らは大音響には弱いと思うんですよね。
ネギは……ねw ガナードたちがネギを武器と認識しているか大いに謎ですがw
テンポいいだなんて、戦闘描写が薄くてハーたんの文読ませていただくたびにちょっと凹んでます(´・ω・`)
私はまだまだですよ、これから頑張っていかなきゃいけないとこです。

アレは……はい、頑張ります!w

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