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Survival Colors 第6話

六話目です~。


ほんっとに、遅くなって申し訳ないです……!


!注意書き!

この文の内容は、『VOCALOID』と『バイオハザード4』の2つのジャンルを混ぜてみたものになってます。
ジャンルの混合が許せない方、イメージを崩したくない方は、バック推奨です。
また、『バイオハザード4』は17歳以上推奨のゲームです。控えるようにはしてありますが、たまに残酷な描写が含まれる可能性があります。
17歳以上"推奨"なので、17歳未満の方が読もうと思っても止めはしませんが、自己責任でお願いします。



おk、読んでやるよ! って方は追記からどうぞ~。






*****


スイッチを押すと、一拍おいて、音をたてて鉄格子が天井の上へと消えていく。
それを見届けて、私は息を吐いた。
よくもまぁこんな仕掛けを作ったものだ。あの感じの悪い城主のご先祖によるものだろうか。
ほとんど直感でここまで来てしまったが、この先に何があるのか、あまり考えたくないな。
そう思いながら、私は格子の向こうにあった扉をそっと開いた。




[Survival Colors]
第6話




先ほどの部屋とはうってかわって、ひんやりとした空気に身震いする。
松明の数も少なく、ある程度の明るさに慣れた目には、ほとんど何も見えないほど暗い。ライトを握る手にも、力が入る。
こんなところで敵と出会ったらどうしよう。頭に浮かんだ考えに、ぞっとした。
さっきまでなら、ところどころにあったカンテラや松明を使えば、なんとか怯ませて逃げる事くらいはできそうだったが……この場所からこれ以上松明を減らしたら、手元にあるライトだけではあまりに心もとない。
今のこの暗さでも不安なのに、さらに暗くなるなんて……いや、ダメだ、いつまでも怖じ気付いているわけにはいかない。

思いきって足を踏み出す。自分の靴音が通路に反響して、何重にもなって聞こえてくる。
慎重に歩を進めていくが、その音以外は何のも聞こえてこない。
少しだけ気持ちが落ち着いてきて、曲がり角を曲がろうとして……足が止まった。


「……嘘」


通路の先から、微かにだが、ガシャガシャと妙な金属音がする。
靴音に掻き消されて気付かなかった。なんて事だ。この先に何かいる。
思わず今来た通路を振り返るが、ここに来るまでに、レオンたちのいる2階へ行くための手がかりらしいものはなかった。
残っているのは、この通路だけ……進まなければ、きっといつまでもここから出られない。
けれど進んで……敵と遭遇してしまったら……!


『……か……』


ふと聞こえた別の音に、私は思考を止める。


『……れか、い……せんか~……』


……声だ。それも、ここに来てから今まで聞いた事のない、女の子の声。それが、金属音に混じって、響いてくる。
後先考えずに、私は駆け出していた。
一歩足を進めるにつれ、音はどんどん大きくなっていく。
いつから叫んでいたのだろう、助けを求める声には、疲労が滲んでいた。
この古城の、こんな暗い場所に私以外に女の子がいるなんて、思ってもみなかった。どうしてここに……いずれにせよ、あのまま放っておいては、彼女にとって危険に違いない。
幸い、通路を駆け抜けると、その音の出どころはすぐに見つかった。
狭い通路の後では広く感じるような小部屋、そこに飾られた甲冑の1つが、激しく揺れていた。


『だ、誰かそこにいるんですか?』


私が声をかけるより先に、甲冑の揺れが不意におさまる。反響する足音が聞こえたのだろうか。だとしたら、すごい耳をしているな。


「声が聞こえたから……! 貴女、どうしてそんなとこに?!」

『私にも何が何やら……あの、ひとまずここから出してもらえませんか? お願いです』

「わ……わかったわ」


切羽詰まった声に、私は思わずそう返した。
とはいえ、甲冑の仕組みがどうなっているのか、私にはよくわからない。
ようやく胴の部分の留め金を見つけて外すと、派手な音と共に鎧の腹が開き、中から女の子が転がり落ちた。


「痛たたた……ありがとうございます……」


床に打ち付けでもしたか、頭をさすりながら彼女は私を見上げる。
かかとに届くかというほどの長い髪を、ツインテールにしており、ミニスカートにブーツという、この場には似つかわしくない格好だ。……その点では、私も人の事は言えないが。


「貴女、何者なの? まさか貴女も人質に……?」

「人質? ……あ、そっか……」


きょとんとして復唱した、その直後に、何か思い当たる節があったのか、納得したような呟きをもらした。


「そういう事かぁ……」

「そういう事って……どういう……?」

「あ、ごめんなさい、まだ名乗ってなかったですよね」


私が問いを口に出しかけて、それで気付いたように、彼女は立ち上がって手を差し出してくる。


「私、初音ミクっていいます。人質って……貴女、ここに捕まってるんですか?」

「そうね、捕まってたわよ、ちょっと前まではね。私の事はアシュリーって呼んで」


出された手を握って、そう答えると、ミクはちょっと笑って、握り返してきた。
何を考えているのかいまいちよくわからないけど、私以外に、少なくともまともに話が通じる人がいた事にほっとした。


「逃げ出したってことですか?」

「逃げた……っていうか、助けてもらったんだけど、ここから出られなくて……。ここに何かあるかと思ったんだけど」

「そうですか……あ、そういえば、あの鎧の中に何か……!」


言いながら、さっきまで自分が中に入っていた甲冑の胴に腕を突っ込んで、何やら探り出す。


「確か、この、辺りに……っ。あった、これです」


甲冑から引き出されたミクの手に握られていたのは、丸いオブジェだった。
石でできているのだろうか、彼女から受け取ると、ずしりとした重量感が手に伝わる。
その表面には、何か絵のようなものが刻まれていて。


「何これ……紋章?」


呟くと同時に、ミクが入っていたもの以外の、周りの甲冑の頭部が一斉に、ぐりんっと勢いよくこっちを向いた。


「な……何なの……?!」


私の声には動じずに、甲冑たちは手にした武器を振りかぶりながら、ゆっくりとこちらに迫ってくる。
どっと冷や汗が背中を流れたのを感じた、次の瞬間には、何かを考えるより先にミクの手を掴んでもと来た道を疾走していた。
今までの人たちとは違う……あの甲冑たちは、私たちを本気で殺すつもりで来ていた。
奥歯が鳴るのを止められない。何も訊かずに一緒に走ってくれているミクに内心で感謝した。


「……アシュリー!」


その矢先に突然ぐいと後ろに引かれ、尻餅をつく。
何事かと訊こうとして、頭上で空を切る音が聞こえた。
気付かなかった……通路の壁にも甲冑がいたなんて!
ミクのおかげで狙いが僅かに逸れたのがわかったのか、甲冑はなおも身をよじって私に斧を振り下ろそうとする。
もうダメだ。思わずそう思って目をきつく閉じた。


「……何してるんですか!」


けれども痛みはいつまでもやって来ないで、代わりに鋭い声が飛んできた。
恐る恐る目を開けて見上げると、ミクが私の前に立ちはだかって、何か長いもので斧を受け止めていた、の、だが……。


「……え」


彼女が持っているのは……何だろう。
何か、植物の茎のようだけど……そんな物が武器なのだろうか。とにかくすごい耐久力だ。


「早く、今のうちに!」


ミクの声に、あらぬ方向へ向きかけていた頭が現実に引き戻される。
慌てて立ち上がって、彼女の横を通り抜ける。それを見てから、ミクも素早く横っ飛びに跳び、支えを失った甲冑はその場に無様に倒れ込んだ。
甲冑が起き上がる前に、また2人で通路の先へと走り出す。


「すごいわね、何なのそれ……っ」

「知らないの?!」


私の問いに、ミクは信じられないというように私を見た。それまでの丁寧な口調も抜けている。


「ネギだよ!」


後ろから迫ってくる甲冑の足音に負けじと叫んだ彼女は、恐ろしく真面目な顔をしていた。


*****



Q.ネギで斧を止めたりできるんですか。

A.ミクと某鴨にかかれば、ネギは最強の武器になります。


というわけで。初音ミクさん参戦です。
武器はネギなのですが……用途としては、ナイフに相当するのではないかと。某鴨が背負ってるネギなんか、木を一瞬で切り倒せるくらいの切れ味を有しているんだぜ。
それは冗談としても、ミクの武器はネギしかありえないと思ったんですよ……!


そろそろ、バイオ側の設定が壊れだしましたね。サラザール家の紋章はワープしたようです。
ミクさんが甲冑の中にいた事は、イージー以下では紋章入手後に動かない甲冑がある事を都合よく解釈させていただきました^q^←
これからもまだまだおかしいとこが出てきますが……さてどうしようかな(ニヤリ
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コメント

No title

いよいよ、ミクが出てきた・・・・・・っていうかGJ。あぁ、こいつぁすげぇや。予想外にもほどがあったw
その武器か。あぁでも、ある意味ですごく納得だ。確かに、ミクが葱以外のものを手にしちゃ、いけねぇなw

ひとまずはお疲れさま。

アイテム配置などの変更は気にならない。むしろ、ゲームとは違った仕掛けなども出していいんじゃないかな。
ああ、次にも期待しているぜw

葱サーベル、とでも名づけていいかな?w

れす。

ハーたん>
予想外だったようで嬉しいです、頑張って考えた甲斐がありましたw

ミクには葱でしょう、これは譲りません。
オフの先輩からは、途中で折れてショットガンの銃口が出てくるとか、先っちょの二又になってるとこを持ち手にしてスコープ付きのライフルになるとか言われました(笑
ああ、葱ランチャーなんて意見もありましたね←
でも用途はナイフでいきますよw 葱サーベル、いいと思います^^

そうですか、よかった、そのうちすごくおかしなことになる予定ですので(ぇ
この後も頑張って書いていきますw

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