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Survival Colors 第4話

四話目です~。


筆が遅くてすみませぬ……書いてるうちに奴が……テストが迫ってくる……(滝汗




!注意書き!

この文の内容は、『VOCALOID』と『バイオハザード4』の2つのジャンルを混ぜてみたものになってます。
ジャンルの混合が許せない方、イメージを崩したくない方は、バック推奨です。
また、『バイオハザード4』は17歳以上推奨のゲームです。控えるようにはしてありますが、たまに残酷な描写が含まれる可能性があります。
17歳以上"推奨"なので、17歳未満の方が読もうと思っても止めはしませんが、自己責任でお願いします。



おk、読んでやるよ! って方は追記からどうぞ~。






*****

ローブの男が扉から出ていって、エイダさんはやっと、俺の腕を掴んでいた手を離してくれた。
けれどその前から、俺には撃とうという気がなくなっていた。
間近でショットガンを撃ち込まれて涼しい顔をしているんだ、ライフル一発で仕留められるか、怪しいものだ。彼に気付かれて反撃される危険の方が大きい。


「思っていたより冷静ね、貴方」

「これのどこがですか」


返事をしながらも、俺はめーちゃんから目を逸らせなかった。




[Survival Colors]
第4話




さっきの男を逃がしたからか、あのラテン系の男性が屠られるのを、ただ見ているしかできなかったからか、あるいはその両方か……めーちゃんは悔しげに唇を噛んでいる。
今この時に、彼女に声をかけてあげられない事が、少し腹立たしかった。


「……行ってもいいのよ」

「何ですかいきなり」

「カイトが言っていた知り合い、あの人でしょう?」


違うかしら、というような声に、俺は思わず苦笑を浮かべる。


「いえ……いいんです」


めーちゃんと一緒にいるあの男性……ここへ来るまでにちらりと目にしたのだが、彼の腕が立つ事は、素人なりにも感じ取れた。
彼ががいるなら、彼女の事は心配いらない。俺が行っても、相手の的を増やして、彼の邪魔になるだけだ。
めーちゃんの隣に行きたくないと言えば嘘になるが、俺が行く事で、彼女への危険が高まるのは、本意ではない。


「それにエイダさんだって、こんな得体の知れない奴を泳がせておきたくないんじゃないですか?」


その問いに、エイダさんは僅かに目を細める。
俺の髪の色は青。青みがかった、などというレベルではなく、濃い青色をしている。
人間ではあり得ない色だと、いくら馬鹿でも解るだろう。
明らかに人間ではない俺を、エイダさんが信用しているはずはない。
そこまで能天気な人ではないと、少し行動を共にしただけでも、それくらいは理解できた。


「……なんて、冗談ですけどね。貴女が一般人じゃない事くらい、なんとなく解ってますけど、貴女の目的を知ったところで、俺たちには何の関係もありませんから」

「……そうでもないかもしれないわよ」

「だとしても、気にしない事にしますよ」


もっとも、自分がどれだけの事を知っているのか、解らないのだが。
けれど、彼女が何者か、目的が何か、それが俺たちに関係しない事は、自信を持って言える。なんせ、俺たちは本来、ここには存在しないんだから。


「エイダさんの探し物を手伝うって約束も、まだですしね。探し物は1人より2人、でしょう? 俺たちの方も、2手に分かれた方が探しやすい。もちろん、貴女の邪魔になるようでしたら、彼女と合流しますけど……」


これが、自分なりに考えて出した結論。
どちらに行っても、ある程度は邪魔になってしまうだろう。ならば、少しでも一緒にいたこの人を、手助けしたい。
めーちゃんとは別行動で、弟妹を探して、後から皆で合流すればいい。


「……やっぱり貴方、冷静よ。この状況で、そこまで考える一般人も、そういないと思うわ」

「冗談はよして下さい」


動揺を誤魔化すために、無駄に思考を巡らせていただけだ。
今だって、冷静に話しているように見えたのかもしれないが、必死で落ち着こうとした結果だ。


「そこで待ってて。すぐに戻ってくるわ」

「はい?」


突然のエイダさんの言葉に、俺は思わず訊き返した。


「ちょっと気になる事があるのよ。そこを動かずに……ここを離れる準備はしておいて」


ぽかんとしている俺に、彼女はそう言い残して、何処かへ歩いていってしまった。
数秒の間をおいて、ようやくその意味を理解して、俺は慌てて腰のポーチを探った。
ちなみにこのポーチ、エイダさんが貸してくれたものだ。自分だって余計な物を持っているわけではないだろうに……まさかとは思うが、マスターの配慮、か?
変なところで気を使う人だから、納得はできるが……そこまで考えるだろうか。
考えながらも、これまでに拾ったり奪ったりした弾を装填して、ついでにスコープの調整もしようかと覗き込もうとして……。


「……ん?」


吹き抜けになっている床の下、何かがちらついた気がして目をこらす。
ガナード……ではない。


「……女の子?」


金具で拘束されているし、服装も、オレンジ色のニットにミニスカートと、戦闘には向いていなさそうなものだ。
ミクと同じか少し年上くらい、だろうか。


「……何をしているの」


もう少しよく見えないかと身を乗り出しかけたところで、背後から声をかけられた。エイダさんだ。
いつの間に戻ってきていたのだろう。


「えっと、ですね……」

「あの子が気になるかしら?」


説明しようとした俺より早く、彼女は階下の少女に目を向ける。
その唇に薄い微笑が浮かんでいるのに気付いて、少し驚く。


「大丈夫よ。彼がなんとかしてくれるわ」


自分が手を出す必要がないと、確信している笑みだ。
さっきの彼の腕をよほど信頼しているのか……単にあの少女に興味がないだけか、それはわからない。
けれど、エイダさんの声は、確信を持ったしっかりとしたものだった。


「さぁ、ここにいても仕方ないわ。行きしょう」

「……はい」


エイダさんに促されて、俺はもう一度だけ、ホールの中央に目をやる。
……待っててね、後から必ず、会いに行くから。
一瞬だけ見えためーちゃんの横顔を、しっかりと頭に焼き付けて、俺は踵を返した。



*****

思いの外長く(ry
もうちょい先まで行きたかったなぁ……。
区切りはいいけどもorz
なんかエイダさんとカイトの間に壁が見えるのが気に入らない……けどエイダさんは馴れ合うような人じゃないと思うんですよね(´・ω・`)

お次は今度こそ令嬢のターン。
そろそろ、また動きがある頃だと思います。年長組二人だけで終わらせる気はもちろんありませんしね。
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コメント

No title

お疲れ様です。
テストも頑張れwww

いい感じになってきてるねぇ。
カイトが妙に渋いと感じる・・・w
かっけぇw

エイダさんは、必要とあらば馴れ合う人ですよ。フリだけど、それが出来てこその一流スパイと言えよう。
でもたしかに、バイオ4でのエイダは色々縛りがあるから、この状態でカイトと馴れ合うことはないだろうね。

まだストーリーでの動きが少ないからなぁ、今後がまじ楽しみです。

テスト優先しつつ頑張ってね~
(*^ー゚)ノシ

れす。

ハーたん>
が、頑張ります(;`・ω・)

初登場時に、もうある程度私の中のキャラが崩れてきちゃったんで、もうかっこよくていいや、と←
ヘタレな青いのが好きなんですがw

今は馴れ合える状況じゃないかな、というのはありますね、確かに。
いいのかなぁ、壁……。

次くらいからようやく動きを出していける……かな? って感じです←
頑張りますよー^^

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