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Survival Colors 第3話

三話目です~。


最近、動画を見てる時間があまりありませんorz
自分でプレイしながら会話ログ取るとか無理……!




!注意書き!

この文の内容は、『VOCALOID』と『バイオハザード4』の2つのジャンルを混ぜてみたものになってます。
ジャンルの混合が許せない方、イメージを崩したくない方は、バック推奨です。
また、『バイオハザード4』は17歳以上推奨のゲームです。控えるようにはしてありますが、たまに残酷な描写が含まれる可能性があります。
17歳以上"推奨"なので、17歳未満の方が読もうと思っても止めはしませんが、自己責任でお願いします。



おk、読んでやるよ! って方は追記からどうぞ~。






*****

すぐそこまで近付いて、掴みかかろうとしたガナードたち、その目の前で発砲する。
散弾を受けて数人が吹き飛ばされたのを確認してから、弾薬を装填する。
最初のうちは弾切れするのではないかと思ったが、ガナードたちから奪い取る事でその心配も少なくなった。
そんな事よりも、銃を撃って、相手が痛がっている隙に装填する……短い間に、その動作に慣れてしまっている自分にふと気付いて、寒気がした。




[Survival Colors]
第3話




しばらくして、ようやくこちらに向かってくる人影がなくなった。
ついさっきまで部屋が発砲音で溢れていたからか、不気味なほど静かに感じる。
警戒しながら、まだガナードが残っていないか目を光らせるが、物音1つしない。


「……終わった、みたいだな」

「よかった……」


無事に生き残れた事に、素直に安堵の声が出る。
ピリピリした緊張から解放されて、ほうっと息を吐いた。
これから何度もこんな場面に遭遇するのだろう、この程度で音を上げてはいられないが……それでも、息継ぎくらいはしたってバチは当たるまい。


「ホントに、何なのあいつらは……!」

「人間だ。……虫に寄生された、な」


思わず口から出た言葉に、レオンが苦々しげにだが答えてくれた。
……ゲームの中、データのみで構成されているとはいえ、私は人間を殺したのか。
至近距離でショットガンを撃ち込んでも、また立ち上がって向かってこられた時はぞっとしたが……。
マスターは私たちに、こんな事をさせるためにここへ送り込んできたのだろうか。
そういうゲームだと割り切ってしまえば楽かもしれない。だが、目の前でガナードたちが倒れていく光景には、衝撃的な何かを感じる。


「メイコ」

「わかってるわ」


レオンの呼びかけに、短く返事を返した。
銃を撃つときは躊躇うな……同行すると決めて、最初にレオンに言われた言葉だ。
人を撃つのは怖い。けれど、そんな事を言って躊躇って、逆に殺されるわけにはいかない。
なんとしても生き延びて、皆一緒にマスターに文句を言いに行かねばならないんだ。
ガナードを倒すためじゃない、自分の身を守るために撃つんだ。
だから、躊躇してはいけない……そう思わなければ、やっていけない。


「私より、自分の心配をした方がいいんじゃない? こっちを気にしすぎて怪我したって、知らないわよ」

「……よかった、本当に大丈夫そうだな」


冗談めかして言ってやると、本気でほっとしたような声が返ってきた。
なんだか上手くかわされたようでなんだか悔しいが、心配してくれていたのかと思うと……やはり少し悔しい。


「大丈夫だって言ってるじゃない。そんな事より……」

「ああ、わかってる。行こう」


人の言う事を遮るなんて、とも思ったが、レオンの顔を見て、言おうとした言葉を飲み込んだ。
ガナードを相手にしていた時とさほど変わらない、緊張した横顔。
それだけではない、なんだか……焦っているように見えた。
私を置いていきそうな勢いに、慌てて後を追って扉を抜けた。


「ちょっとレオン、何をそんなに……!」

「……レオン!」


私の声に被さるように、さっき通ってきたばかりの扉から声がした。
背後を取られた事に固まる私とは逆に、レオンは足を止めて、振り返る。
固かった彼の表情が、ほんの少しだけ緩んだ。
知り合いなのだろうか。そう思って私も後ろを見ると、黒髪の男がいた。
私の存在が意外だったのか、彼は一瞬眉をひそめたが、何やらいそいそと取り出して、かざしてみせる。


「レオン、あったぞ……!」


何が。
事情を飲み込みきれていない私は、そう思ってしまったが、その疑問は次の瞬間、霧散した。

男の動きが止まる。
どうしたのだろう、と思うのとどちらが早かったか……男の胸から、杭の先のようなものが突き出ていた。


「ルイス!」


我に返ったように、彼のものと思われる名を呼ぶレオンと違い、私は叫ぶべき言葉を見つける事ができなかった。
何だあれは。
あれに一番近いのは、サソリの尾だろうか。
だが大きすぎる。あんな尾を持つサソリなど、想像したくもない。
昔、マスターのPCがウイルスにやられたとき、似たようなものを見た気がするが、これは……違う。


「な……んなの、これは……!」


高く持ち上げられて、地に叩き付けられた男……ルイスの苦悶の声すら耳に入らない。
"それ"がローブの中にするりと引っ込んで、そこで初めて、私は他にも人がいた事に気付いた。


「サンプルさえ手に入れば用はない」

「サドラー、貴様……!」


レオンが憤りを露にするが、サドラーと呼ばれた彼は、彼はそれに構わずに、落ち着き払って私をじろりと見てくる。
目が合った瞬間、私はショットガンを構えていた。
むしろ、何故今まで棒のように立っていたのかと、自分を責めたい気分だ。
何をどうしたのかは知らないが……先ほどのサソリの尾もどきは、彼のものだというのは見ればわかる。……彼は危険だ。
頭がそう判断するより早く、指が引金を引いていた。


「はぁっ、はぁ……っ」


長い距離を走ってきたように、息切れがする。
彼は危険。だから皆が彼に出会う前に倒しておかねば。そう思ったから撃ったのではない。
……恐怖だった。サドラーとかいうこの男に、恐怖以外の何かを感じなかった。
理由はわからない。が、頭の中で、逃げろという声が木霊していた。


「新しく客が増えたようだが……随分勇ましい女だな」


弾丸を撃ち込まれても立ち上がるどころか、ほんの少しよろめいただけで、何事もなかったように私に視線を戻す。
そんな馬鹿な。痛がる素振りさえ見せないなんて。
呆然とする私を鼻で笑って、サドラーはレオンに目を向けた。


「だが……お前の仲間にしては、少しばかりお粗末なのではないか?」

「黙れ」


唸るような低い声にも構わずに、サドラーは踵を返した。


「まぁいい、おまえ達の処分はサラザールに任せてある」

「ま……待ちなさい、この……!」

「メイコ、よせ」


レオンに制されて一瞬迷った、その間に、サドラーの姿は扉の奥に消えてしまった。


「っ……なんで止めたの」

「気持ちはわかる。だが今はルイスが先だ」


言われてから、傷を負った彼のことを思い出す。
忘れていたなんて……よほど余裕がなかったのか。
慌ててルイスの傍らに跪いた、が……素人の私でも、これは手遅れだと思った。

お粗末。サドラーに言われた言葉がぐるぐると頭の中を駆け巡る。
私にもう少し力があれば、違った結果になっていたのだろうか。もう少し早く、この場所へ向かっていたら。
嫌でも、そう思ってしまった。


*****

思ったより長くなってしまいました。
本当は途中でカイト視点も入れるつもりだったのに……そしてなんぞこの鬱回(汗

意外と、サドラー様の口調に苦労しました^^;
書く前は結構イメージできてたのに、何故だ←

次は、今回入れそびれたカイト視点と、令嬢のターンの予定です。
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コメント

No title

この場面は・・・
目頭が熱くなったぜ・・・

GJ、良い感じです。

サドラーの声か・・・
日本語吹き替えならきっとCV:若本だぜ。
そんなイメージでGOだw


No title

今回のシーンの辺りは動画で印象に残ってて
なんとなく記憶に残ってましたから
イメージしながら読めました^^

緊迫してる感じが良く出てますね。

メイコがんばれ~!

No title

すらすら読める。
感動~(・∀・)

次も楽しみ~♪

れす。

ハーたん>
プレイしてて泣けてくる場面ですよね、ここ(´;ω;`)
でもルイス空気になってしまってちょっと後悔していたりorz

確かに、書いてる最中に若本ボイスが脳内で再生されましたけどもw
そのイメージでやってみます、ありがとうございますw


ワニさん>
今までプレイしてきて、ここが一番印象にのこる場面だと思ってます。正直、ルイスはあまり好きになれなかったのですが……彼は彼で頑張ってたんだと思うと……。

めーちゃんには悪いことをしてるなぁと思いながらも、まだまだ頑張ってもらいます←

かゆうまさん>
すらすら読めますか? よかったです^^
次も頑張って書きますね!

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