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1000HIT記念 Survival Colors 1話

早速、1000HIT記念小説の一話目です。長編になります。
私は短編は書けないのですよ……!!
タイトルはまんまですすみませんorz


!注意書き!

この文の内容は、『VOCALOID』と『バイオハザード4』の2つのジャンルを混ぜてみたものになってます。
ジャンルの混合が許せない方、イメージを崩したくない方は、バック推奨です。
また、『バイオハザード4』は17歳以上推奨のゲームです。控えるようにはしてありますが、たまに残酷な描写が含まれる可能性があります。
17歳以上"推奨"なので、17歳未満の方が読もうと思っても止めはしませんが、自己責任でお願いします。



おk、読んでやるよ! って方は追記からどうぞ~。
それにしても、記念小説に注意書きって……(滝汗
今回は、残酷な描写はないはず、です。





*****

目が覚めて、飛び込んできた景色に眠気が吹き飛ぶ。
見慣れない天井、周りで倒れ伏す人々、そして戸の空いた檻。
自分の置かれた状況が理解できずに困惑したのは、一瞬だけ。
すぐに記憶が蘇ってきて、うんざりした気分になった。




[Survival Colors]
第1話




話は数時間前に遡る。
実際にあれからどれくらいたったかはわからないのだが、私の感覚では数時間なので、そういう事にしておく。
あの時、マスターが私たち全員を呼び出したかと思ったら、いきなりこう言い出したのだ。


「君ら、今からちょっとサバイバルしてもらうから」

「……は?」


思わずこう返してしまったが、勘弁してもらいたい。
何の前触れもなくサバイバルとか言われたら呆けるのが普通だと思う。
それは弟妹たちも同じだったようで、皆が皆、揃いも揃ってぽかんとした表情を浮かべていた。


「え……っと、マスター、それはどういう……?」

「いや、だからさ。ここんとこやりこんでたゲームがあるんだけど、何周もしてたら飽きちゃってね」


事もなげにそう言うマスターに、私は呆れ返る。
そんな暇があるなら仕事を探してほしい。構ってもらえるのは嬉しいのだが、いい加減ニートをやめねばまずいと思う。


「ちょっといじくって、君らというチートを送り込んでみようかと」


PCゲームの中味を楽に改変できるのだし、別に能力がない人ではないのだから。
……って、今この人は何と言った?


「いじくったって、そんな事をして大丈夫なんですか、壊れちゃったりしませんか?!」


ミク、心配するポイントが少しずれてるわよ。
マスターがゲームの中味を書きかえたのは、これが初めてではない。この力を他の事に生かしてもらいたいものだが……。


「青いのならともかく、何故全員なんですの?! 初音やツインズや、何より姉様を得体の知れない所に放り込むなんて!」


ルカ、カイトが泣くから言わないであげて。
だが、ミク、リン、レンも巻き込むのに反対する気持ちはわかる。
サバイバルと言われた時点で、マスターの言う"ゲーム"が何かはわかった。彼女らの設定年齢はまだ低いのに、そのゲームに巻き込むなんて……。


「子供扱いしないでよ、ルカ姉! 楽しそうじゃん。ねえ、レン?」


余計な事を言うんじゃないわよ、リン。
レンも、悪いけどこっちを見たって何もしてあげられないわよ。言い出すと聞かないんだから、リンは。


「さっすが、リンはそう言ってくれると思ってたよ! じゃ、決定。準備はいい?」

「え、今から……ですか?」


恐る恐る、といった感じで問いを発したカイトに、マスターは意地悪な笑みを浮かべた。


「当然。あ、心配しなくても、武器はちゃんと持たせてあげるから。皆一緒は無理かもしれないしね」

「無理って……」

「気にしなくても大丈夫だよ、本当に危なくなったら僕もフォローするからさ」


言いながら、マスターは手際よくウィンドウを開いて、何事か操作する。
なおも言葉を重ねようとした私の意識が、急に暗転する。


「じゃ、初めてのバイオの世界、楽しんできてね」


気を失う間際に、マスターの声が聞こえた。



で、気が付いてみたらこんな場所で倒れていたというわけだ。
辺りを見回してみても、弟妹たちの姿はない。一緒は無理、というのは本当だったようだ。


「まったく……目が覚めたら檻の中だなんて、マスターも気がきくわね」


思わず皮肉って立ち上がると、何かを蹴った感覚があった。銃だ。
私は銃には詳しくないのだが、それが何かは不思議とわかった。構え方、撃ち方、装彈の仕方、その他の事も、全部。
マスターも気がきくと言ったが、確かに少しは気をきかせてくれたらしい。


「ショットガン、ね……」


なかなか便利な武器なのは、マスターが組み込んでくれたデータが教えてくれたが……。
装弾されている分しか、弾がない。
それなりの武器は持たせてやるが、無駄撃ちはやめろという事だろうか。
他の皆が何を持たされたのかは知らないが、強力な武器ならば、確かにあまり好き勝手撃たれると、見ている側はつまらないだろう。

「……誰だ?」


ショットガンを拾ってためつすがめつしていると、背後から声をかけられて飛び上がりそうになった。
さっと振り返ると、檻の格子を挟んで、男が1人、立っていた。


「……この世界で、背後を取っておいて武器を構えないなんて、不用心じゃない?」

「俺は女性には手を上げない主義なんでね。それより、質問に答えろ」


硬い声ではあるが、どうやら彼は敵ではないようだ。
ひとまず安心して、私は彼の目を見据える。


「MEIKOよ」

「何故ここにいる。ガナードとは違うようだが……」

「こっちが教えてほしいくらいだわ。ガナードっていうのは……この人たちの事?」


檻の周りで倒れている黒服たちを示すと、頷きが返ってきた。
彼が倒したのだろうか。だとすると、この人たちが敵という事か。
マスターがプレイしてるところを見ておけばよかったと、少し後悔した。


「貴方、急いでる?」

「正直なところ、あまりのんびりしてはいられないな。何故だ?」

「頼みがあるの」


最初に出会ったのが敵ではないとは、私もそれほど運が悪いわけではないようだ。
そう思いながら、その頼みを口にする。


「人を探してるのよ。手伝ってくれとは言わないから、もし良ければ、一緒に行動させてもらえないかしら。足手まといになってしまうでしょうけど……」


1人で探し回って、無傷でいられるとは思えない。
彼と一緒ならば、皆を探すのにも余裕が出るだろう。
もちろん、迷惑になってしまうだろうが……。


「わかった」


そう思っていたから、あっさりそう言われて拍子抜けした。


「断らないの?」

「断る理由がないだろう。それに、こんな危険な場所に1人では置いていけない」

「……随分お人好しね。私、ちゃんと武器は持ってるのよ」

「使い慣れてないんだろう、そのショットガン」


バレていたか。
まあ当然だろうな、先ほど彼に声をかけられて、銃を構える余裕がなかったのだから。


「これから慣れるわ。よろしく、えっと……」

「レオンだ。よろしく、メイコ」


格子の隙間から手を差し出されて、握り返す。
この先に何があるかは知らないが……なんとかなりそうな気がする。
そこまで考えて、ふと、皆の顔が頭をよぎった。
無事ならいいんだけど……。
その呟きは胸の内に押し込めて、私は檻を走り出た。




*****

つづくよ!



かなり長くなりそうですが、よろしければお付き合いください。

さて。今回はメイコ姉さん視点です。
ちなみにボカロさんたちの武器は基本的に1人1つ、武器商人の利用はなし、という方向でいきます。誰がどの武器かはもう決まってますよ(笑
レオンは多分、殲滅後にマグナムの弾を拾って戻ってきたとこかと。
彼って女性には優しい……っていうか甘いですよね。

今後、おそらく視点がコロコロ変わりますが、ついてきてくださいねー。
次回は長兄のターンになる予定。
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コメント

ぐへへ(^q^)←どうやら拭いてもとまらないようですw

早速読ませていただきました!
レオンと聞いてVOCALOID1のほうのレオンかと思った自分自重。
なるほど武器は一人ひとつなのですね・・・ナイフが誰に当たるのかが気になりますw

れす。

望月薫さん>
追加ハンカチどぞー(春・ω・)ノ□
LEONネタも入れようか迷って、やめときましたw
初めてバイオ4関連の動画を見て、一瞬「えっ」ってなったなんて言えない……w

あれはナイフ……なのかな←
ヒントはこれですねー、考えてみてくださいw

No title

なかなかに吸い込まれる世界観ですね。

続きがたのしみです^^

No title

やっと読む時間取れたぜw

いいスタートだね。
イメージカラーがエイダと同じ赤のメイコって、レオンと並んでて違和感ないよね。 しかし何故ショットガンw
服装の描写が無いが、いつもどおりの服装でイメージしてていいのかな、レオンは初期の皮ジャンで。
どうせだからレオンにはマフィアルックさせたいw

檻の中スタート・・・場所は古城エリアか・・・?

古城だとしたら村長の出番が無いじゃないか!(ぁ

今後の展開、楽しみにしておきますね~

れす。

楽しみと言っていただけて嬉しいです!
続きも頑張って書いてるので待っててくださいね~^^

ワニさん>
バイオの世界観をどれだけ崩さずに馬鹿なことできるかってのが難しいです;
楽しんでいただけたようで何よりです^^


ハーたん>
自重しないで呼んでみました、ハーたん←
イメージカラーはちょっと意識してたので、そう言っていただけて嬉しいです^^
ショットガンについては、また次回解説する予定です。

あ、しまった、服装の描写がなかったですね、なんてことだ。
ボカロさんたちはデフォルトの衣装、レオンたちはノーマルコスのつもりです、すみません。
マフィアルックもいいんですけど、そうするとシカゴタイプライター持たせたくなっちゃうので……w
そうすると面白くないかな、と(苦笑

そうですね、ガラドールがいた食堂のとこです。これも書いとけばよかったですね、反省。
村長は……もうすみませんとしか。上手く話に絡ませる自信がありませんでした(殴

No title

ナイスショットガン!
素敵ショットガン!

次回への期待を自戒せず待っている!

れす。

かゆうまさん>
ショットガンいいですよね!

期待して下さってありがとうございますー^^
じかい、ですねw

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